今大学生だけど民間企業への就活はせず公務員1本で考えている。これって大丈夫なのかな…?
周りの大学生が就活を通じて成長しているような気がするけど、自分は試験勉強ばかりやっていて不安。
こういった悩みをもった公務員受験生は多いですが、実際に公務員になってしまえば就活の経験があるかないかはまったく関係ありません。
問題は以下のような場合です。
- 公務員試験に全て落ちてしまったが就職浪人はしたくないので民間を受ける
- 公務員一本で考えていたが、途中でやっぱり民間企業にも興味が出てきた
こういったことがあり得ると思う人は就職サイトに登録し、できれば自己分析・企業研究などの就活も同時に進めておいたほうが無難ですよね。
本記事とは直接関係ありませんが、公務員になるということは、就活において超重要な”新卒”のカードを「試験さえ合格すればいつでもなることができる公務員という職業」に切ろうとしているということをよく考えたほうが良いですよ。
公務員志望でも就活サイトは活用すべき
公務員志望者でも就活サイトは活用したほうがいいです。
活用といっても公務員試験の勉強をやりながら民間の就活もがっつりというのはなかなかハードなので、まずは登録だけしておいて情報収集や面接の練習などに活用するといいでしょう。
就活サイトを活用するメリットは以下のとおりです。
理由1:民間の就職情報を網羅的に仕入れることができる
大手の就活サイトに登録しておけば、網羅的に情報を仕入れることができます。
具体的には
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企業情報の検索・収集
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エントリーシートの作成
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セミナーや説明会などの参加予約
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自己分析
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適性検査への対策
といった就活に関する一連の行動について、情報を仕入れたり実際にエントリーしたりと、就活に必要な対策を網羅できます。
こんなに便利な就活サイトですから、民間企業を志望する就活生はほとんどみんなが使っています。そして、自己分析や企業研究を進めているわけです。
例えば公務員志望であっても、自分が志望する官公庁と取引のある企業の情報を仕入れたり、面接に向けて自己分析を行ったりと活用方法やいくらでもあります。
理由2:公務員試験全て落ちた場合の想定
仮に公務員試験に全て落ちてしまった場合、次の2つの選択肢を選ぶ人が多いかと思います。
- そこから改めて民間の就活を始める
- 就職浪人して来年の公務員試験を目指す
絶対に公務員一本でいくという人は、就活サイトを活用する必要はありませんが、②の選択肢を取る可能性があるのなら、少しでも早くから準備をしておいたほうが良いですよね。
勉強の支障になりそうならとりあえず登録だけしておいて、空き時間だけサイトで興味がある企業の情報を仕入れるというだけでも、何もしてこなかった人とは大きな差になります。
理由3:併願に切り替える場合
公務員試験の勉強している中で、途中から民間企業にも興味が出てくることは往々にしてあることです。
- 勉強が進まず受かる気がしないから
- 友人の話を聞いて民間も受けたくなったから
- 興味のある仕事に出会ったから
など理由は様々ですが、民間も受けたくなった場合にすぐに動き出せるように就活サイトを活用しましょう。
ただし、併願に切り替える際の注意点として、本命が公務員なのか民間なのかをしっかり決めることが重要です。
そこが決まっていないとどちらも中途半端になり、結局どこも受からないといった結果を招くことになります。
まとめ
公務員試験を受ける場合でも就活サイトは活用しましょう。
【就活サイトを使うメリット】
- 民間の就職情報を網羅的に入手でき、公務員試験対策としても役に立つ
- 公務員試験全て落ちた場合にすばやく民間に切り替えられる
- 公務員と民間の併願をしたくなった場合に対応できる